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一日三食あったって
全部が全部、
思いどおりに食べられるわけじゃなくて
いそがしい日々のなかで
ふと気づけば、いつのまにか過ぎ去っている
食事のじかん。
そんな限られたなかでも
心と身体がよろこぶものを
噛みしめながら、食べたくて。
わたしは一体
どう食べ、どう生きたいのか、
そんな純粋でよくばりな気持ちから、
焼菓子屋しずくは始まりました。
・・・
この小さな箱からはじまるひとときが、
まるでふつうで、けれども、きちんとした素材をつかって丁寧にこしらえた
焼菓子とともに過ごすひとときが
こころに宿るしあわせの樹へのひとしずくとなりますよう、
日々の小さな、たくさんの、しあわせを愛おしむきっかけとなりますよう…。
たった焼菓子、それだけですが
そんな思いでつくっています。
2023年春
焼菓子屋しずく 店主

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